Jesus Jones Live at Akasaka BLITZ.

1〜2年前、たまたまこのビデオを見たときに、

いつかJesus Jonesのライヴに行こう、そうしようと思っていて、昨日ようやくその機会に恵まれました。ただしサヨナラ公演という形で。

90年代初期、その音楽性に好意を抱きつつ、彼らのライヴに足を運ぶまでは至りませんでした。心のどこかで、あの前衛的で原色ファッショナボーな雰囲気(何だそりゃ)を敬遠していたのかもしれません。
ところが、彼らが徐々に表舞台から姿を消すとともに私もすっかり忘れて幾星霜、ふとしたきっかけで上記のビデオを見たわけですが…なんとまあ、かっこいいこと!!ボキャ貧で申し訳ない、でもかっこいいの一言に尽きたのです。ファッションは地味になり、いい感じに枯れてて、だけど声や演奏が劣化していない(特にVo.マイク・エドワーズ。若い頃と同じキーで歌えるってすごいと思うよ)。

私にとって最初で最後の生Jesus Jones@赤坂Blitz
音響がいまいち良くなかったのが残念だったけれど、彼らのパワフルなパフォーマンスは見事でした。アンコールも含めて約1時間、さらっと終わった感もありますが密度は濃かったと思います。終盤、間奏中にマイクが別れの挨拶なのか、最前列から2階席後方まで観客と握手したり会釈や手を振る場面があって、ちょっとだけ切ない気持ちになりました。
昨日のライヴを知らずにあとでビデオを見ていたらものすごく後悔しただろうなあ。

だがしかし。

ほんとに最後なの?という「疑念」を抱いたのは私だけだろうか。