Snooker UK Championship 2011 (3)

…と、その前に、Superb Murphy Eases Past Gould
スヌーカー・マスターズ2012、2日目の第2試合。
ショーン・マーフィーがマーティン・グールドを6−2で下し、地元北ロンドン出身のグールドはマスターズデビュー戦を白星で飾れませんでした。
この両者、12月のUKチャンピオンシップ(以下UKCS)で対戦しています。
そこでグールドがなかなか惜しい内容で負けていること、そして最近ちょっと気になる選手でもあり、マーフィーを応援しつつ注目していたのですが…。
残念ながらリベンジならずでした。

さて、そのUKCS戦。
初戦でやや苦しんだマーフィーはこの日は好調。
片やグールドは絶不調で、ロングもショートも玉は入らず、セーフティもままならない状況。
1つもフレームを取れないままマーフィーにリーチを掛けられてしまいます。
やれやれホワイトウォッシュで終了か。。と諦めムードになったとき、ようやくグールドに良いショットが。
すると今までの不調が嘘のように順調にブレイク。ついにフレームをゲットしたその後の反撃が凄まじかった。
このグールドさん、かなり攻撃的でせっかちなのか、チャンスが来ると早い段階でパックを割りに行きます。
ここで旨いこと赤玉が散って優位に持ち込むと、それからのブレイクのまあ早いこと。
そんな状況下で今度はマーフィーに焦りが生じたのかミスが目立ち始め、あと1つで勝利のスコアが5−4にまで追いつかれてしまいます。

さて、私はマーフィーのファンなので当然彼に勝ち上がって欲しいわけですが、こうなると判官贔屓になるのもまた人情で、
「この際ディサイダーに持ち込んで…いっそ勝っちゃってもいいんだぜ、グールドさんよお」
なんて気持ちが芽生えてきますw
だがしかし、やはりそこはマーフィー。長丁場を粘って粘って相手のミスから主導権を取り、結局6−4で試合終了。流石でした。
いやはや、妙な展開ながら結果的にとても面白いゲームでした。

ショーン・マーフィー対マーティン・グールドの第10フレーム。


4分頃、マーフィーがファウルをしかけてギリギリ回避。
グールドの悔しがるジェスチャーが面白かったのですが、あまり映ってなくて残念w

ところで、この試合の前日。
昼の試合観戦後に会場内のカフェで休憩していると、隣のテーブルにおそらく翌日の試合に備えて練習に来ていたと思われるグールドが来ました。
彼はサンドイッチを注文して黙々と食べていたのですが、付け合せのドレッシングがかかった野菜までわし掴み(!)でモシャモシャ食べだしたのは衝撃でしたw
雰囲気がインテリ風というか先生っぽいので、そのギャップがまた…(;^ω^)