順当勝ちあり波乱もあり。

大会も7日目を迎えましたが、結構番狂わせな結果が見られますね。
伏兵がエリートランカーを脅かす図というのは割とありがちですが、今年はちょっと多い気がしないでもないです。

首痛のためチャイナ・オープンを途中棄権したマーク・セルビーが経過が思わしくないまま初戦敗退してしまったのは気の毒でした。
現在世界ランキング1位で間違いなく優勝候補だったでしょうに。
彼に勝ったバリー・ホーキンスは1月のノン・ランキング・イベント、シュート・アウトで優勝しており、勿論、優秀な選手には違いないのですが(堅実なプレーで結構好きなんです)、負けるにせよ体調が良ければセルビーが3フレームしか取れないなんてことはあり得なかったろうと思います。

一方、(ある意味)良い意味?での番狂わせも。

ディン・ジュンフイ対ライアン・デイの第19フレーム。


いや〜驚いちゃったんですのよ。
だってライアン・デイがディン・ジュンフイに勝つなんてさー。
ここ1年ほど超絶不調で、1フレーム取れれば御の字みたいな最悪な状況が続いていた通称"デイナマイト"(ダイナマイトに引っ掛けている)。
上手いしパワーもあるし、ついでにパックはめちゃ綺麗に割れるし、何故にこんなに落ち込んじゃったのか謎でしたが、ようやく復調の兆しが見えてきたのでしょうか。
今大会はどこまで行けるかわかりませんが(次でコロっと負ける可能性が無きにしも…)、来シーズンはもっと調子が上向くといいなあ。
(彼もまた貴重なウェールズ人)