後は吉報を待つ。

欧州でも始まったSteven Wilson"The Raven That Refused To Sing Tour 2013"。
…何でぇ、パリとかスタンディングかよ(#^ω^)ビキビキ
イギリスも1回くらいスタンディングにしてくれてもよかったじゃんようヽ(`Д´#)ノ
…と、済んだことを嘆いても仕方ない。次行こう、次。

しかし話はちょっと遡りまして。
マンチェスターのライヴ当日。お昼にサイン会があるというので、折角なので行ってきました。場所はマンチェスター・メトロリンク、サウス・マンチェスター・ライン、チョールトン(Chorlton)駅に近いKingbee Recordsという中古レコード店

実は当日の2日前に下調べ(メトロリンクに乗ったことなかったし)に行ってます(∀`*ゞ)


向かいの飲食店から撮ったもの(あたしゃ張り込みのデカかw)。
右側にありますね〜告知のポスターが。

さて、当日。
ちょっと早いかな〜と思いつつ、どの程度の人が来るのか検討がつかないので11時半頃現地へ。
店の外で待っていると思われる男性(2人しかいなかったw)に聞くと、適当に店に入ってていいようなので迷わず中へ(寒い;)。流石に人がいっぱい…といっても10人ちょいくらいか。何だか10〜20代の頃に通っていたような懐かしい雰囲気の店内で、時間が来るまで他のファン同様にあれこれ物色していました(「燃えよドラゴン」のサントラのアナログ盤がちょっと欲しかったけど、持ち帰りに難儀しそうなのでやめた)。

そうこうしている内にスタッフが「もうすぐ来ますので並んで下さーい」と言い、皆で指示通りに並びました。待つこと数分、サラッと入ってきましたスティーヴン・ウィルソン。そして皆でイェーイ♪と拍手でお出迎え。何とも暢気で和やかな雰囲気ですw
スタッフから段取りを説明されてふんふんと聞くSW氏は遠目から見てもとても華奢。この体のどこにあんなパワーがあるのかね。

サイン会というと、私が何となく頭に描くのは、当人がテーブルと椅子につく、或いはカウンターを挟んでというちょっと改まった図です。しかし、ここはそのまんま立ち話みたいな感じで、そのフレンドリーな緩さがまた良かったです。
皆さん思いの丈(?)を話し、サインを貰って写真を撮って貰って…と1人頭だいたい3分くらいですかね。列はじわりじわりと進み、次が自分…この時点でかなり近い、近すぎるw
因みに私の前の男性はI.E.M.のアナログ盤のジャケとインナーにサインして貰っていました。渋いっすね。

そして自分の番。「Hi !」と朗らかに挨拶してくれるSW氏。ひー、顔が目の前だ(私は171cmで彼と背丈がトントンなのだ)。
私も挨拶して持参した"Cover Version"の外箱(流石にインナー6枚分は嫌がられそうだし重いので抜いた)を渡し、日本から来たと言うと、彼は驚いたように「今日のために?」と床を指差します。
「(ていうか、)明日とロンドンも。全部だよ」と言うと、えーほんとにーすごーいありがとー!!みたいなことを立て続けに言うSW氏。私もいや、どういたしましてなんて返しつつ、よしよし掴みはOK…と、続けてこう言いました。
「我々日本のファンがあなたを待っているんだよ。だから来日して欲しいんだ」
すると、SW氏は「わかってる」と言い、この後来日の予定があることを明かしてくれました。おそらく、私は未読ですが最近日本の雑誌で語っていたのと同じようなことだと思います。
私が「本当に?」と訊くと、彼はクロスフィンガーっていうの?あれをやって見せました。とりあえず、これで私は何だかホッとして、「どうもありがとう…凄いや」と言うのが精一杯でした。
後はサインと、スタッフに写真を撮って貰い、「今日は来てくれてありがとう、また今夜ね」「うん、またね」と握手して、私は店の外へ出ました。待っている人はせいぜい10人くらいしかいなくて、でも老若男女、目をキラッキラさせて嬉しそうでした。ふと、これがピカデリー界隈なら?と頭に浮かび、いや、ここでいいんだ。これがSWらしさなんだ。と、思い直して私は駅に向かいました。


本日の戦利品。


ところで、テオ・トラヴィスの日記によると、ドイツのケルンで夕食に日本料理レストランに行ったところ、満席で入れずタイ料理に変更したそうな。
こりゃ何としても来日してたらふく日本食を食べて貰わんと!w



マンチェスター・メトロリンクへのリンクを差し替えました。