Steven Wilson Live at O2 ABC Glasgow (1) 02/03/2013

マンチェスターから1夜明けて、特急で3時間掛けてやって来ました、グラスゴー

会場のO2・ABCグラスゴーは、セントラルからやや北側の繁華街、ソーキーホール通りにあります(真裏はグラスゴー芸術大学)。
土曜日で、開場は早めの18時半ということで、まだ明るい内に現地に向かうと、そこそこの客列が歩道に伸びています。以前ここを通ったとき、どこまで列が可能なんだろう?と思っていたのですが、1〜2軒隣の建物が角地でそこを折れて大学側へ急な上り坂を行くようになっていました。私が行くと丁度角に差し掛かった所だったので、坂を上らずに済んで安堵(平坦な地域の生まれで坂道が苦手;)。


建物が何気にスコットランド旗カラーなんだね。

暖かい午後でしたが、日が暮れると流石に冷えてきます。列もだいぶ伸び、ときどきスタッフのおじさんがツアー・プログラム(£10)を売りに来ます。ダフ屋と見分けがつきにくくてようわからんw
ようやく開場して、入ってすぐの所でカバンをチェック。ライヴの場所は2階で、階段を上るとまずバーとソファーのあるちょっとラグジュアリー(?)なスペースに出ます。その奥がステージのあるフロアで、外から見るより奥行きがあるんだなーという印象です。ふかふかソファーに座ってみたかったけど、本日もどうせパイプ椅子。良席確保に急ぎます。

メイン・フロアはライヴ・ハウスというより体育館のような天井の高い空間で、ステージも何だか学芸会がやれそうな雰囲気です。真ん中に広めの通路を残して椅子席が左右に振り分けられていて、まだかなりの余裕あり(酒かグッズを買いに行ってるのかな)。見ると、右側の最も中央に近い席が空いていたのでラッキー♪とゲット(マンチェスターが結構苦しかったので、片側に人がいないのはありがたい)。列は5列目で、全体的に地味な作りのせいかやけにステージが近くに見えます(当人比)。
そしてこの日もおじさんズが沢山。ただマンチェスターの人々よりどことなく質実剛健そうな感じです。
私の前はロン毛革ジャンのワイルドな、でも小柄なお兄さんがちんまりと座り、しばらくして隣には真面目そうな単独客のおじさんが。斜め右前は30代くらいの夫婦…と、環境は割りと良さそうです。何より視界を邪魔するものが全くない!どのパートも丸見えで、逆に見えすぎて不安になるくらい(意味わからん)w
そこそこ席が埋まってくると、スタッフのおじさんがまたプログラムを持って往来します。元々ロンドンで買うつもりの私は手を出しませんでした。しばらくして例のアートワークが始まりました。
おお、今宵は月が丸いぞw


これぞ正しき姿なり。

そしてまた照明がちょっと暗くなって会場が沸き…と昨日の繰り返し。
ところで、最前列に「あいつ」がバックプリントされた物販のパーカ着用の人がいて、よく見るとあれって、部分的に蛍光色なのねw暗い夜道で着ると安全かもしれないけど、それ見た運ちゃんがビックリして事故ったらシャレにならんなーとかぼんやり考えていると、またあの不快なギイギャア音が始まり、やがてマルコ・ミネマンが登場。…ち、近い!(あくまで当人比w)
そして、続々とメンバーが続き…ち、ちちち近い!すぐそこにいる!!
…いや、ていうかね、私はどこでも基本的に10列前後で見るのが常なんで、この状況はある意味非常事態なのよ、大げさだけどw
取り分け嬉しかったのは、奥のテオ・トラヴィスが見やすく、いままで自分からは対角線上で距離のあったニック・ベッグスがかなり近くに感じられたことでした。と、なると中央のSW氏は…いや、もう言葉にならないっすよ、ええ。


続く。