Steven Wilson Live at O2 Shepherds Bush Empire 2012 (3)

続き。

昨年の1stレグとさほど構成に変更のない今回のツアーですが、前もって予告されていた新曲の"Luminol"は非常に楽しみにしていました。
始める前にSW氏が「プログレ嫌いな人は出てってね♪」などと言うもんだから場内が大爆笑。つられて笑ったものの、内心「知るか、ボケ!(#・∀・)」と毒づいていた自分はプログレッシブ・ロックの定義がよくわかりませんw
YouTube等で聴いた当初は珍しくアップテンポなイントロに何となくPendulumのThe Fountain (feat. Steven Wilson) を思い浮かべてました(蛇足ですがペンデュラム解散の噂ですねえ。ロブの歌が聴けないのは残念。。)。

バンドメンバーのために書いたという記述がどこかにあった?気がしますが、そうならばなるほど、既存のものを皆でまとめ上げるというより、メンバーの技量や魅力を予め意識して引き出したようにも思えます。
12分余りと長い曲ですがあまりそうは感じなかったです。各メンバーのパートを目で追うのが忙しいこともあって(;´∀`)

Steven Wilson - Luminol


さて、曲順が前後しますが、実は"Luminol"よりも大きな期待を寄せていたのが、1stアルバムのタイトル曲"Insurgentes"でした。
ツアーも終盤のパリから始めたそうで、SW氏がどういう心境だったのかは知りませんが、この曲が非常に好きで1stレグでやってくれなかったのがやや心残りだった私にとってはまさに願ったり叶ったりなありがたい展開でした。
とはいえ実際に始まるまでは不安で、いざ、SW氏が椅子に腰掛けてパリのことを話し始めたときはもう頭の中がキタ――(゚∀゚)――!!でいっぱいw
期待の声援と拍手が静まり、厳かなピアノのイントロが流れた瞬間、実際に涙こそ流さないものの心の中では号泣してました。
Steven Wilson - Insurgentes(パリ。いずれ消されそうだけど、とりあえずリンクだけ)
CDでの和琴のパートをテオ・トラヴィスがサックスで担当していますが、オリエンタルさが薄れてちょっとアーバンな雰囲気が新鮮で良かったです。


(あともう1回くらい)続く。