「カバンの中身」

空っぽに近いリュックを背負って出掛けると、パンパンに膨らませて帰ってくる人なもんで、大きさに関係なくカバンの中には必ずエコバッグを入れています。
こんなの

この、長年愛用してきた無印良品のエコバッグの底が透けて見えるようになってきたので、そろそろ買い替え時かのう……とサイトを見に行ったら、どうやら既に廃盤らしい。
じゃあ、せめて似たようなヤツを……とネットで探すも(探し方が悪いのか)、帯に短し襷に長しみたいな感じで、なかなか「これだ!」というのが見つからず、底抜けはシャレにならんなあと思いながら使い続ける日々。
もう、風呂敷でいっかー。

鳥/THE BIRDS(1963年・アメリカ)

生物パニック映画の原点とも言われるアルフレッド・ヒッチコック監督の代表作の1つですね。
とうの昔に観たきりで「鳥怖えぇ!!」しか記憶になかったので、いま一度ストーリーを確認するべく観賞。前半のラヴ・ロマンス部分が退屈と言う人もいるようですが、私は大いに楽しめました。ヒロインのティッピ・ヘドレンがとても可愛い。若草色のスーツ姿でツンツンすましていて、だけど着たきりなのでちょっとずつ煤けていく気がしないでもない。いつのまにかネックレスもなくなっていて、クライマックスではついに(身も心も)穴だらけのボロボロに……。

やけにカモメの姿が目に付く日の、サンフランシスコのペットショップで女と男が出会い惹かれ合う。女は男が妹のために探している番のインコ(ラブバード)をサプライズで届けてやろうと思いつく。海沿いの小さな町にある男の家にラブバードの鳥籠をこっそり置いた帰路で、不意に1羽のカモメが女を襲う。追って来た男は女を介抱して、しばらく留まるよう説得して夕食に招待する。妹は歓迎するが、母親───数年前に夫を亡くして以来、情緒不安定で息子から子離れ出来ずにいる───は快く思わない。彼女はかつて恋愛関係にあった息子と娘の担任教師の仲をを壊し、息子がいなくなったら生きていけないという不安に苛まれている。
そんな中、一家は煙突から入り込んだスズメの大群によって危険な目に遭う。やがて鳥の群れが町の至る所で人々を襲撃するようになる。

何故、鳥たちが凶暴化したのか、その行動の理由は一切語られず、理不尽な攻撃に怯え狼狽する主人公らの抵抗は時に歯痒い。
まだ被害が数件にしか及ばない頃、ある者は鳥が人を襲うなどあり得ないと言い、ある者は鳥なんかみんな殺しちゃえ!と吐き捨て、ある者は世界の終わりだーと叫ぶ。現実を目の当たりにした者以外、心のどこかで否定したがっている。だが、とうとう鳥たちに町を蹂躙された後で、ある者に至っては「あんたが来てからこうなった、あんたのせいだ!」と、女に八つ当たりする。何と無茶な。でも、みんな自分が正しいと思いたくて、事が起きれば何かしら原因を見つけてこじつけたくなるのもわかる。何が正解なのかはわかりませんが。

行間を読むじゃないけれど、人々のそれまでの暮らしやそれぞれの絡みから鳥との因果関係を、例えば、連れて来られた2羽のラブバードが実は鳥たちの救世主で、解放するための指令を出している(?)とか、あれこれ探ってみるのもいいかもしれない。

鳥の攻撃と休息のルーティンが終わらない限り、解決策をただ模索するだけの現状は破滅に向かっていくわけですが、不安をなくして強くならねばと葛藤していた母親が、鳥に屈した女を救うことで一歩踏み出せたのが(たとえその先の未来が続かなくても)唯一の希望であったと言えるでしょうか。

鳥 [DVD]

夏だから(ってわけでもないが)Tシャツ、でもね…。

お久しぶりです。
ティーヴン・ウィルソンの5枚目のソロ・アルバム"To The Bone"が今月18日にリリース予定。
私も早々に公式サイトにて予約して発送を待つ日々でございます。
(いつの間にかもう5枚目かー。前作になんも触れないまま月日が経ってしまったわ。)

さて、それに合わせて新作Tシャツ販売絶賛予約受付中!!ってことで、これがアルバムのジャケットを元に発色、生地の色(2種類)共になかなか良いんだけど……。
でもねーでもねー。これ、実際に着る人いるんかね?
https://www.facebook.com/StevenWilsonHQ/posts/1557713540915569

と思ったのは私だけじゃないようで辛辣なコメわらわらw 
まあ、ちょっとこれはねえ…着れねえですわ、流石に。ある意味レイヴンのお月さんを超えましたわ(結局あいつのブツは買ってない)。
今回のジャケットそのものは好きなんだけどなあ。

「アルバムジャケットには良いけどTシャツ向きじゃないよね」

という意見には私も同意なり。

To the Bone

しっかり合いの手も入れましたよ。

Steven Wilson - Space Oddity (David Bowie) - Hammersmith Apollo
27th Jan 2016


…ってなわけで、今回も現地に行って参りましたスティーヴン・ウィルソンのツアー。
この素敵なデュエット・カヴァー曲、出来ればもう一度拝みたい!と思っていたので嬉しいです。

追悼文を寄せ、開演前は彼の曲だけを流し、
セットリストにある「ラザルス」が奇しくも最期のシングルと同名であることにも触れたりと、
デヴィッド・ボウイにはかなりの思い入れがあるみたいですね。

撮ったもの色々in栃木県宇都宮市。

もうすぐ春だなぁなんて思ってたらいつの間にか冬が近づいてるじゃないですか!
やれやれ、とんだご無沙汰でした;

さて先日、栃木県宇都宮市でのサイクルロードレースジャパンカップ観戦に行ってきました。


   
 





昨年はSW氏のツアーで断念したので今年こそは!と。
これ以上ないほどの好天に恵まれ、沢山の観客で大盛況の中ほんと楽しかったです(´ー`)
 

あの感動が本になるだって?

管楽器奏者・テオ・トラヴィスによるSteven Wilson and bandツアー・ブログがフォト・ブックになるそうです。

Access all Areas: Steven Wilson Tour Blogs 2012-2013

これは彼が起こした募金プロジェクトで、いくつかの価格設定に従い、賛同者の募金額が2月23日までに£4,500(現時点で残り£1,000弱)に達すれば販売決定なんだそうで。
で、私もささやかながら募金してきました。ほんとにささやかですけど(∀`*)ゞ
まあ、来日してくれていればねー、もうちょっと出してやっても良かったんだけどさあ(上から目線w)。

ところで私はこれを今日のSW氏のツイッターで知ったのですが、これでかなり募金のペースが上がるんじゃないですかね。だと良いんですけど。

ともあれ楽しみにしています(*´ー`)


グラサンが渋いぜ。